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2025年1月26日(日) に、第133回CIEC研究会をオンラインにて開催いたします。テーマは「コロナ禍における英国大学の取り組み:“Be Safe, Be kind,Belong at Bath”バース大学を例として(仮)」です。獨協大学の李凱先生による講演を行います。
参加申し込みは、告知ページのフォームから行えます。みなさまのご参加をお待ちしております。
バース大学は英国国内で高く評価された大学であり、2023年にTimes and The Sunday Times Good University Guideの第5位、2021年全英の学生調査で学生満足度がGuardian University Guideの第1位、QS World University Rankings世界のトップ150大学に評価されています。
本報告では、報告者が2023年イギリスバース大学での研修体験を事例として、コロナ禍における英国の大学の取り組みを紹介します。主に、オンライン学習環境、著作物の教育利用、学生への心身支援、社会貢献、専門知識の共有など方面から報告します。自宅から310種のソフトを無料で利用できるリモートデスクトップサービス,世界中60カ国7000以上のデジタル新聞雑誌を無料で閲覧できる図書館サービス、著作権のTASLフェアユース、オンライン放送のBOBサービス、映画上映のPVSLライセンス、返済不要のHardship奨学金、24/7(24時間・7日間)多言語メンタルヘルスサポートなど事例を紹介します。
本報告により今後ポストコロナにおける教育政策の制定、心身の支援、遠隔授業の実施などに参考になります。
プログラム
10:00 - 10:05 開会の挨拶、講師紹介
柴田直美(国際活動委員会・所属:日本女子大附属高等学校)
10:05 - 10:55 講演 李凱 (獨協大学)
11:00 - 11:25 質疑応答
11:25 - 11:30 閉会の挨拶
2024年6月9日(日) に、第131回CIEC研究会 を開催いたします。テーマは「教師の知恵を結集する:Camtreeデジタルライブラリの教育革新」です。ケンブリッジ大学パトリック・カーマイケル博士による講演を行います。
参加申し込みは、告知ページのフォームから行えます。みなさまのご参加をお待ちしております。
教師が組織的で協働的な研究活動に自らの実践を通して参加することは、教師の専門性能力の開発、学習者の学習到達度や学校教育の文化の向上、場合によっては政策決定にまで、有効な影響を及ぼします。一方で膨大でかつ増え続けるエビデンスが必要になります。しかしながら、効果的なデジタルインフラが遅れているため、教師のもつ多くの知識を、長期に保存したり、抽出し活用することや、さらに二次利用し統合したりするといったアーカイブの方法に課題があります。
ケンブリッジ大学ヒューズ・ホールに拠点を置く「Camtree:ケンブリッジ教師研究交流グループ(https://www.camtree.org)」では、教師の成果を永続的に保存し、教師研究を促進・支援するためのデジタルライブラリを開発しています。Camtreeの主任ディレクターであるパトリック・カーマイケル博士は、その開発の中心を担っています。
今回の研究会では、カーマイケル博士から、Camtreeのデジタルライブラリの新しいデジタルインフラについて、教師ネットワークをつなぐための「オープンリサーチ」アプローチの検索機能や、AIを活用したインフラ技術を概説してもらい、新しいデジタルインフラの実現に向けて克服すべき課題は何かを、講演をしてもらいます。
USA における教科書&図書館のデジタルシフトの状況につきましてUCOM 社 FaustinoHernanndez 氏に以下の内容のご講演をしていただき、会場の皆様に、質疑応答をしていただきながら「教科書と図書館のデジタルシフトの状況」について考えていきたいと思います。
・USA におけるデジタルテへのシフトの現状
・UCDavis での完全デジタルテキスト教材プログラムについて
・大学図書館、大学Bookstore のデジタル化の現状
・USA でデジタル教材のプログラムを取り入れている研究者からの収録済みプレゼン
(3 校の大学で現地調査・インタビュー等の動画を日本語テロップ付)
・デジタルコンテンツを提供している企業の開発状況(アジアも担当)