1.イスを高めにセットする!

手首が肘より高いと疲れるので、机に対してイスを高めにセットします。両手首を浮かして内の方に少し寄せると、指が真っ直ぐ前後に、そして軽く動きます。一番いけないのは、両手を八の字に開いて、手首を机にベッタリつけている状態です。手首を休めるためのパームレスト(リストレスト)を使うと楽かもしれません。

2.爪を切る!

ホームポジションのキーに、ほぼ垂直に指先を当てるので、爪がのびていると指先が滑り、 打ちづらくなります。少なくとも基本をマスターするまでは、爪を切りましょう。

3.ホームポジションに指を置く!

なんと言ってもこれが一番大切です。人差指を置くFとJのキー(あるいは中指のDとK)には、 指先で触るだけでわかるように出っ張りがついています。下の図の赤枠のキーがホームポジションです。他のキーを打った後、指は必ずこのホームポジションに戻ります。各指の分担もしっかり頭に入れ、「[入門用]ホームポジション体操」で、最初は焦らずゆっくり練習してみて下さい。

イラスト:キーボード

 なお、「J」を体の中央(おヘソの線)に合わせ、つまりキーボードをほんの少し左気味に置き、上の1で述べたように両手首を寄せると、左手が使いやすくなります。

4.キーを打つときは声を出す!

例えば、「KK JK HK LK ;K」の練習であれば、「ケイケイ、ジェイケイ、、、」と小さく唱えながら打って下さい。キーをちゃんと意識して打つということです。 単語や文章の練習では、声を出さなくてけっこうです。

5.キーを打つときはキーボードを見ない!

キーの位置がまだあやふやな人は、CIEC TypingClubのキーボード図表示機能を利用して下さい。特殊な記号キー(キーボードによってキー配列が異なります)は別ですが、普通の文字キーは、たとえ不安でもキーを見ないで打って下さい。練習中、ハンカチで両手を被うのはとても良い方法です。