これまでの一覧

CIEC定款第13条から第21条に基づき, 役員選挙規約の定めるところによって, 2022年度・2023年度(2022年度社員総会から2023年度社員総会まで)の役員選挙を下記のとおり実施いたします。

立候補について

5月9日(月)より, 所定の様式にて立候補受付開始

6月13日(月) 役員立候補締め切り (12時)

選挙定数

  • 個人会員の理事: 20名
  • 団体会員の理事: 5名
  • ​監事: 3名

CIEC役員選挙規約

第9条 社員総会は登録された候補者の中から, 選挙する。
2. 選挙は, 個人会員の理事,団体会員の理事, 監事に分けて行う。個人会員の理事の定数は20名, 団体会員の理事の定数は5名, 監事の定数は3名とする。
3. 選挙は投票によるものとし, 無記名連記制により行う。
4. 書面による投票を行う場合は所定の用紙により行い, 選挙管理委員会に提出しなければならない。
5. 当選は有効得票数の順による。但し, 得票が同数の者についてはその者のみを対象に再投票を行い, 有効得票数の多い者を当選人とする。
6. 登録された役員候補者が定数を超えない場合には信任投票とし, 有効得票数が投票総数の過半数の者を当選人とする。

選挙の方法

無記名連記制 

会員全員の投票(ただし, 登録された理事候補者が定数を超えない場合には信任投票とし, 役員選挙規約第9条6項により, 有効得票数が投票総数の過半数を超えたものを当選人とする。

「e投票」による電子投票を実施します。実施の詳細については後日告知いたします。

投票期間

2020年7月1日(金)〜7月15日(金)

開票

7月22日(金) 東京都杉並区和田3-30-22 大学生協会館

選挙投票結果の報告

2020年8月12(金) 2022年度CIEC定時社員総会にて

立候補届出書


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CIEC役員立候補届出書

*不明な点はjim@ciec.or.jpまでご連絡下さい。

CIEC役員選挙管理委員会 委員長 森棟 隆一


CIECサタデーカフェにご参加ください!

新型コロナウイルス感染症の影響で、あらゆる学会や研究会が対面で開催されなくなって1年が過ぎました。CIECでは予定していた夏のPCカンファレンス2020もオンラインで開催されるなど、新しい様式での学会や研究会を開催してきているところです。小中高部会でも毎年約3回ほど研究会を行ってきましたが、昨年度は開催方法等を世話人で議論し、なんとかオンラインで2回行いました。

対面の良さを味わえない研究会に落胆している中、逆にオンラインだからこその発見もありました。なかでも日本全国幅広く多くの方々に気軽にご参加いただけることは大きな発見でした。オンラインだとその場でリアルタイムに全国の方とつながることができることを実感できました。

そこで、通常の研究会ほどフォーマルではない気軽に参加できる会をオンラインで開催してみてはどうかという話になり、今回サタデーカフェの開催に至りました。サタデーカフェの概要は次の通りです。

  • サタデーカフェは通常の研究会やPCCとは異なり、小規模でインフォーマルな研究会として開催します。
  • 内容は小中高に関わる「情報教育」や「情報科学」から、「授業デザイン」や「未来への学び」までCIECに関係するものならどのようなものでも扱います。
  • 具体的には、スピーカーを立てて、その方の取り組みや実践、また現場で困っていることなどお話をうかがい、その後参加者と交流できればと考えています。
  • 定期的に行うこととし、原則的に毎月第3土曜日の20:00〜21:00で開催します。
  • 最初の15分はスピーカーからの話題提供、その後45分間はフロアとのディスカッションを行います。
  • 参加者の皆さんでスピーカーの話を聞きながら、いろいろな意見を出し合い、お互いの教育力向上を目的とする研究会とします。
  • 開催時間も遅いですので、おやつや飲み物、また食事などの持ち込みも問題ありません。
  • CIEC会員・非会員に関わらず、興味のある方ならどなたでもご参加いただけます。

第12回目は2022年5月21日(土)20時から、オンライン(Zoom)にて開催予定です。ZoomのIDやパスコードなどは申し込み時に自動返信される確認メールに記載されています。発表プログラムおよび参加申し込み方法は、告知ページでご確認ください。

会員・非会員を問わず、多数のみなさまのご参加をお待ちしております。

次回のサタデーカフェ

第12回
テーマ:GIGAスクール構想の現場より/GIGAスクール構想の現状と課題・今後について
開催日:2022年5月21日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:大橋 剛 氏(札幌市立大谷地小学校)

過去のサタデーカフェ

第11回
テーマ:デマ・フェイクニュース・ディスインフォメーションそしてネタ
開催日:2022年4月16日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:山田 夕子 氏(社会医療法人愛仁会)

第10回
テーマ:ICTの3文字の中で大切なのはどれでしょうか?
開催日:2022年2月19日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:伊藤 正徳 氏(聖徳学園中学高等学校校長)

第9回
テーマ:町の高校生が考える地域の魅力化
開催日:2022年1月15日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:石谷 正 氏(北海道霧多布高等学校)

第8回
テーマ:学校教育でのクリティカルシンキング 教科教育、生活指導、プロジェクト(総合)
開催日:2021年12月18日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:若林 靖永 氏 (CIEC会長、京都大学経営管理大学院経営研究センター長)

第7回
テーマ:プログラミング教育における、はじめの一歩~子どもたちの現在と未来を考えた教師の可能性~
開催日:2021年11月20日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:慶徳 大介 氏 (3rdschool)

第6回
テーマ:主婦と変人が創り出す新たな学びとは
開催日:2021年10月16日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:河口 紅 氏(NPO法人さんぴぃす理事長、兵庫県立大学非常勤講師),大脇 巧己 氏(NPO法人さんぴぃす事務局長)

第5回
テーマ:高校生が「海女」の魅力をVR映像を制作・発信するまで
開催日:2021年9月18日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:黒田 昌志 氏(三重県立鳥羽高等学校教諭),水野 拓宏 氏(㈱アルファコード代表取締役CEO兼CTO)

第4回
テーマ:小学校におけるプログラミング教育の取り組み ~高校情報Iへどうつなげるか~
開催日:2021年7月17日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:森棟 隆一 氏(白百合学園中学高等学校),壁谷 祐亮 氏(白百合学園小学校)

第3回
テーマ:公立高校でのGIGAスクール構想実現への取り組み
開催日:2021年6月19日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:高瀬 敏樹 氏(市立札幌旭丘高等学校)

第2回
テーマ:BYODへの長い道のり
開催日:2021年5月15日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:吉田 賢史 氏(早稲田大学高等学院)

第1回
テーマ:公立高校でのGIGAスクール構想実現への取り組み
開催日:2021年4月17日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:平田 義隆 氏(京都女子中学校高等学校)


CIECサタデーカフェについて

CIECサタデーカフェは、従来の研究会と比べ、小規模でインフォーマルな研究会として小中高部会を中心に立ち上げた気軽に参加できる会です。

内容は小中高に関わる「情報教育」や「情報科学」から、「授業デザイン」や「未来への学び」までCIEC に関係するものならどのようなものでも扱います。Zoom によるオンライン開催ですので、全国どこからでも気軽に参加いただけます。

月1回、土曜日の夜に、みなさんで情報教育にまつわるいろいろな話題について気軽に考えてみませんか?

※お申込み頂いた方には、自動返信メールにてZoomURL・ID・パスワードをお知らせいたしますので、当日はそれを用いてログインをお願いいたします。

※しばらくの間ZoomURL等を固定しますので、以前参加された方はそのままお使いください。


Special第27回は「CIEC春季カンファレンス2022表彰 ―受賞者喜びの声―」をお送りします。受賞者のみなさん、おめでとうございました!!

Special第27回「CIEC春季カンファレンス2022表彰 ―受賞者喜びの声―」

3年ぶりに対面で開催予定の2022PCカンファレンス分科会でも、一般部門・学生部門・U-18部門の表彰をご用意し、たくさんの論文投稿をお待ちしております。是非ふるってご応募ください。


2022年3月19日(土)に開催された「CIEC春季カンファレンス2022」にて、一般募集論文(査読付)7本の中で特に優れた論文が「論文賞」として表彰されました。またU-18発表論文10本については、論文に加え発表も審査対象として、最優秀賞1件、優秀賞2件、奨励賞2件が表彰されました。Special第27回では、各賞に輝いた皆さんの「喜びの声」をお伝えします。

CIEC春季カンファレンス2022論文賞

茨城大学 人文社会科学部 現代社会学科
戸塚芽依・菅谷克行
「オンライン授業内での議論における非言語情報の影響」


CIEC春季カンファレンス2022論文賞受賞者の菅谷克行さん(写真左)と戸塚芽依さん(写真右)

この度は素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございました。この研究では、オンライン授業内でのディスカッションに非言語情報がどのような影響を及ぼしているのかについて、実験を通じて調査・分析を行いました。オンライン環境や仮想空間への興味をきっかけに始めた研究ですが、この成果が今後のオンライン授業やメタバースにおけるコミュニケーションの進展に少しでも貢献できれば、この上ない喜びです。

カンファレンスを運営してくださった関係者の皆様や、ご指導、ご協力いただいた方々に深く感謝申し上げます。


CIEC春季カンファレンス2022 U-18最優秀賞


群馬県立高崎高等学校
佐藤弘基・伊藤俊介・山本航紀・渡部翔太郎
「CO₂濃度と在室人数の同時測定システムの開発と数理モデルによる解析」


CIEC春季カンファレンス2022 U-18最優秀賞受賞者の(写真左から)渡部翔太郎さん、伊藤俊介さん、山本航紀さん、佐藤弘基さん

この度は、最優秀賞に選んでいただき、誠にありがとうございます。私たちは社会課題の感染症対策として換気に着目し学校生活における教室での換気を促がしたり、CO₂濃度と在室人数との関係を調べたりする目的で、「RaspberryPi」を用いて、局所的な環境データと在室人数を同時にモニタリングできるシステムを開発しました。開発したシステムを教室や自習室に設置し、換気に対する効果を検証する実証実験を実施したいと考えています。

発表会を開催してくださった関係者の皆様、このような貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

CIEC春季カンファレンス2022 U-18優秀賞


群馬県立高崎高等学校 高田悠希
「スマート盲導杖「みちしる兵衛」‐AI搭載白杖による視覚障害者歩行支援‐」


CIEC春季カンファレンス2022 U-18優秀賞受賞者の高田 悠希さん

この度は優秀賞をいただき、また何よりオンラインでの発表会において貴重なアドバイスをいただき、本当にありがとうございます。本研究は視覚障害者の歩行中の事故を、カメラと画像認識AIを搭載した白杖によって防ぐというものであり、論文を出させていただいたもののまだまだ途中の研究です。

頂いたアドバイスは専門的な知見に基づくものであり、非常にこれからの研究の参考になるものでした。改めましてありがとうございました。


東広島市立川上小学校 出口優人
「感覚情報処理障害(SPD)があっても学びたい
 ‐自分実験を通じての異空間同時双方向学習の効果の検証‐」


CIEC春季カンファレンス2022 U-18優秀賞受賞者の出口優人さん

この度は優秀賞をいただきありがとうございました。

今回の発表を通じて全国のSPDや様々な理由で学校で学べない人達に知ってもらい、学校とつながりを持てるきっかけになれば嬉しいです。

今後は、ICTを活用し、SPDの感覚をわかりやすく説明するため、光度や音量の数値データをとり、動画などで説明できるような研究をしたいと思います。

そして、対策法を見つけて自分実験を続けて事例を蓄積していきたいと思います。


CIEC春季カンファレンス2022 U-18奨励賞


玉川学園高等部 浦田大智・齋藤ゆい 
「お手伝いロボットの研究‐現代版茶運びロボットの開発‐」


CIEC春季カンファレンス2022 U-18奨励賞受賞者の齋藤ゆいさん(写真左)と浦田大智さん(写真右)

この度は、全国発表の機会をいただき、ありがとうございました。また、奨励賞をいただけて、うれしく思います。私たちは、ペットボトルの緑茶をカメラで認識し、運んでくるロボットの研究を行いました。カメラで物体認識によってペットボトルを見つけるのは、かなり近い距離でないとできなかったため、色による認識で探すように工夫しました。今後は、ライトを付けて明るさの影響を受けないようにしたり、タグを付けて複数の物を認識できるようにしたいです。


兵庫県立小野高等学校 
石井友基・稲岡歩望・岡田聖冬・堀尾将吾・宮下恭一 
「Pythonを用いたカモの識別」


CIEC春季カンファレンス2022 U-18奨励賞受賞者の(写真左奥から時計回りに)堀尾将吾さん、岡田聖冬さん、稲岡歩望さん、宮下恭一さん、石井友基さん

この度はこのような賞をいただき、誠にありがとうございました。私たちはカモの識別という作業において、AIを使って人間の負担を少なくできるように試みています。

私たちに研究・発表のご指導くださいました株式会社BRAINの方々と先生方に心より感謝申し上げます。今後は今回頂いたご指摘を踏まえ、より実用的なシステムを作り上げるために、遠距離かつ多数のカモの写真を問題なく検証できるように研究を続けていきたいと思います。


受賞者の皆さん、おめでとうございます。
2022PCカンファレンスにおいても、一般部門・学生部門・U-18部門の表彰をご用意し、たくさんの論文投稿をお待ちしております。是非ふるってご応募ください。