プログラム

第1部 CIEC 関西支部設立集会

設立集会挨拶

CIEC 生協職員部会関西支部設立に寄せて
遠藤 久満 (京都工芸繊維大学生協 理事長)

CIEC 生職員部会関西支部への期待

内赤 尊記 (CIEC 生協職員部会 副代表)

CIEC 生協職員部会関西支部設立

設立趣旨および組織 (世話人会) 今後の活動計画
CIEC 生協職員部会設立準備世話人代表

参加者からの発言、意見交換

第2部 CIEC 第54回研究会 (関西支部設立記念研究会)

CIEC 生協職員部会関西支部への期待

若林 靖永 (CIEC 副会長、京都大学 教授)

CIEC 小中高部会からの報告

小西 浩之 (滋賀県立水口高校 教諭)

各生協取り組み報告

京都大学生協 松永 剛士 (京都大学 情報学院生)

龍谷大学生協 加藤 由美 (龍谷大学生協 職員)

兵庫県立大学西部生協 末松 泰信 (兵庫県立大学西部生協 専務理事)

金沢大学生協 梅原 建次 (金沢大学生協 職員)

第3部 懇親会

京都工芸繊維大学生協食堂

(敬称略)

プログラム

14:00 - 14:40「よのなか科」体験授業
14:50 - 15:50藤原和博校長の講演
15:50 - 16:00休憩
16:00 - 17:00意見交換、討論

開催趣旨

基礎学力低下論のなか「授業時数」や「総合的な学習の時間」の扱いについてさまざまな議論が巻き起こっています。そして「ゆとり教育」の是非についても論じられています。しかし、このような議論において「授業」そのものが語られることはほとんどありません。そこで、CIEC 小中高部会では今後研究会等の活動のなかで、子どもの視点にたった「授業」について考えていきたいと思います。

今回は、杉並区立和田中学校を会場に、同校で「よのなか科」を実践されている藤原和博校長による授業を参加者に体験していただきます。その後、藤原校長からこの「よのなか科」についてご講演いただく予定です。

そして、初等中等教育において「授業をデザイン」する意義について参加者と共に考えていきたいと思います。

※藤原和博氏と「よのなか科」

藤原氏は株式会社リクルートの「フェロー」として第一線のビジネスマンでしたが、2003年に都内で初めて民間人の公立中学校校長として和田中学校に就任しました。そして、さまざまな学校づくりのアイディアの一つとして取り組んだ授業改革がこの「よのなか科」の実践です。これは、社会人と教師がタッグを組み、通常の教科授業で学ぶ知識をどのように使えば世の中で役立つ知恵や技術に変えられるのかを学ぶ授業です。

多数の皆様のご参加をお待ちしています。

参加費

CIEC 会員は無料、その他の方は500円となっています (どなたでもご参加いただけます)。


2004年度のプロジェクト事業には以下の7件が選ばれました。

学生と共に作るマルチメディア英語学習教材

代表者:竹内 勝徳 (鹿児島大学)
支給額:40万円

インターネットの検索能力の差異に及ぼす要因

代表者:生田 茂 (東京都立大学)
支給額:40万円

無線LANを利用した遠隔会議への参加実験

代表者:和田 武 (愛媛大学)
支給額:40万円

アニメーション手法を用いた参加型中国語会話学習教材の制作

代表者:呉 靭 (山口大学)
支給額:40万円

日英パラレルコーパスを利用した外国語学習教材の制作と授業実践に関する研究

代表者:中條 清美 (日本大学)
支給額:40万円

アニメーションを用いた工学教育の支援プログラムの開発

代表者:穗屋下 茂 (佐賀大学)
支給額:40万円

CALL システムと携帯電話を統合利用した英語教育研究

代表者:小張 敬之 (青山学院大学)
支給額:40万円


講演

13:10 - 14:10

「CIEC 新サーバに搭載するオンデマンド型ビデオ素材配信サービスの紹介」

報告とパネル討議

14:30-17:00

「VOA 教材の作成と共同利用を考える」

  • 上村隆一 (北九州市立大学国際環境工学部教授)
  • 吉田晴世 (大阪教育大学教育学部教授)
  • 松田憲 (立命館大学文学部教授)
  • 野澤和典 (立命館大学情報理工学部教授)
(敬称略)

開催趣旨

昨年度は試行錯誤をしながら取り組んできた VOA 教材開発プロジェクトは、当初鹿児島大学の衛星放送受信システムを利用して DVD-R に直接録画・保存した VOA ビデオ画像・音声をエンコードし、教材ソースをウェブ上で試験配信することから開始しました。その後、CIEC のファイルサーバに転送した同教材ソースを各担当者がダウンロードし、サンプル教材を開発しました。今年度は立命館大学での衛星受信システムが改善され、Asiasat2 からの録画が可能となりましたが、一部番組の受信スケジュールが正確に把握できないこともあり、当初は予定した番組すべてを録画できませんでした。しかし、その後ある程度の録画素材が集まって、利用可能になりつつあるので、各自の環境に合わせた教材作りを基本に CIEC 外国語教材データベースとして公開し、会員に利用してもらおうと計画しています。

本研究会では、CIEC 新サーバに搭載するオンデマンド型ビデオ素材配信サービスの紹介後、今後どのような VOA データベースを構築・公開し、利用方法をしていくべきか、これまでの開発済みサンプル教材を参考にしながら、指針や問題点を浮き彫りにして議論し、情報交換することを主たる目的とします。

参加費

CIEC 会員は無料、その他の方は500円となっています (どなたでもご参加いただけます)。


報告

13:10 - 13:50

医学ESP教材開発とCMS/LMS環境下における英語授業

安浪 誠祐 (熊本大学大学教育機能開発総合研究センター助教授)

13:50 - 14:30

遠隔キャンパスの自学自習支援 - 金沢大学工学部の例

西嶋 愉一 (金沢大学外国語教育研究センター助教授)

14:30 - 15:10

科学技術英語のオンライン学習支援環境構築について

上村 隆一 (北九州市立大学国際環境工学部教授)

~ 休憩:15:10 - 15:30 ~

15:30 - 16:10

ESPカリキュラム、コアスキルとしてのCALL:科目間の融合と連携

Michael Shawback (立命館大学理工学部助教授)

16:10 - 16:50

情報科学に特化したコンテンツ・ベースのESP CALLの教材開発と実践

野澤 和典 (立命館大学情報理工学部教授)

(敬称略)

会場案内

立命館大学琵琶湖草津キャンパス (滋賀県草津市野路東1-1-1) アクロスウイング1F 情報語学自習室

開催趣旨

CALL (コンピュータ利用言語学習) は、果たして学習者にとって魅力的なものになっているでしょうか。特に外国語 (英語) 教育カリキュラムの中で、効果的に取り込まれて、利用されているかが大きな論議となっています。これまでの多くの研究報告では、CALL は外国語 (英語) 教育カリキュラムでの補足的な役割を演じるものであるとか、外国語 (英語) 教育カリキュラムへの統合化によって実践されるべきものであるとかが呼びかけられてきました。しかし、実際の外国語 (英語) 教育カリキュラムで、CALL が中心的な役割を演じるスタイルで積極的に統合化され、実践されているケースは多くはありませんでした。

本研究会では、これまでに情報英語、科学技術英語、医学英語、ビジネス英語などのいわゆる ESP (English for Specific Purposes) 向け e-Learning および CALL システムの構築と実践において先進的な取り組みをしてこられた大学の事例を報告してもらい、その効果や問題点を浮き彫りにして議論し、情報交換することを主たる目的とします。

多数の皆様のご参加をお待ちしています。

参加費

CIEC 会員および大学生協組合員は無料、その他の方は500円となっています (どなたでもご参加いただけます)。