CIEC 第59回研究会
開催趣旨
まもなく2006年を迎えようとしていますが、教科「情報」を学習した新入生が大学へ入学してくる2006年、大学全入時代を迎えると言われている2007年、国立大学の法人化、取り組みが拡がりつつあるパソコンの必携化など、大学でのコンピュータ利用環境に影響をおよぼす大きな変化が、この数年間で起こりつつあります。 これらの変化によって、私たち大学生協の教材・学習用パソコンの販売・サポートはもとより、大学における情報リテラシー教育も大きな転換期を迎えていると言えます。
これまで CIEC 生協職員部会が企画したPC必携化についての研究会では、大学と生協のパートナーシップ構築において、「大学の教育・研究内容に根ざしたサポートや学習機会の提供」が一番重要なポイントとなることが議論されてきました。 こうした流れの中、CIEC 生協職員部会では、これまでのアフターケア型や教育型の学習機会だけでなく、『学生どうしの学び合い』による学習機会にこそ、今後の大学キャンパスにおけるコンピュータ利用学習のあり方についてのヒントがあり、「学び合いの場」の提供が私たち大学生協の責務になっていくのではないかと考えています。
今研究会ではその裏づけとして、近年各地の大学生協で行なわれつつある、学生のキャリア形成も視野に入れた『学生どうしの学び合い』を基軸にした取り組みについてご報告いただき、今後の展開や展望について議論できればと考えています。
今研究会のテーマは、実際にパソコンの提案活動に関わっている生協職員・学生のみなさんのほか、『学びと成長』の取り組みに興味をお持ちの、総会代議員・オブザーバーのみなさんにも興味を持っていただけるものと考えています。積極的なご参加をお待ちしています。
プログラム
- 18:30 全体司会 CIEC 生協職員部会 石原 裕(埼玉大学生協)
- 開会挨拶 CIEC 生協職員部会 内赤 尊記(千葉大学生協)
- 18:35 北海道大学生協の PC Masters の取り組みについて
- 18:50 京都大学生協の新学期の取り組みについて
- 19:05 麻布大学生協の新学期の取り組みについて
- 19:20 休憩
- 19:30 パネルディスカッション (報告者3名+新潟大学教授 小林昭三)
- 20:30 終了
参加費
CIEC 会員および大学生協組合員は無料、その他の方は500円となっています (どなたでもご参加いただけます)。