開催趣旨

CIEC 大学生協職員部会・小中高部会・北大生協 PCMasters は、07年度PCカンファレンスにおいて「教える側と学ぶ側の壁」をテーマにシンポジウムを開催しました。このシンポジウムでは大学1年生対象に行われた教科「情報」受講に関するアンケート (小中高部会主催) の中間報告、また6月に開催した関西と東京の高校生と大学生の座談会などが紹介され、「情報の授業を受けている高校生が、大学でさらに情報教育を受けることの意味」「中学・高校での携帯電話の扱い」など、さまざまな意見がだされる場となりました。

これを受けて今回の研究会では、大学に入学してくる高校生が受講している情報教育について現状を知り、「高校での情報教育と大学入学後の情報リテラシー教育との関係」「今後の情報倫理教育のありかたについて」といったことをテーマをさらに深めていくことを目的としています。

「高校での情報教育の現状」に関しては、教科「情報」受講に関するアンケートなどから高校生の現状をご報告いただきます。また情報倫理教育に関しては、情報倫理教育用の教材である「情報倫理デジタルビデオ教材」についてその狙いや内容をご講演いただきます。

なお、今研究会は大学生協職員部会・小中高部会の共催のとりくみです。是非、大学での情報教育や大学生協に関わる方々だけでなく、小中高校での情報教育に関わる方々へも参加を広くよびかけます。

プログラム

14:00 -

[ 報告1 ]
07年4月実施:教科「情報」履修状況のアンケート調査報告
大橋 真也 氏 (千葉県立東葛飾高等学校 / CIEC小中高生部会世話人)

15:00 -

[ 報告2 ]
07年7月実施:高校生と大学生の座談会報告
CIEC大学生協職員部会世話人

16:00 -

[ 講演 ]
「情報倫理デジタルビデオ教材」の狙いと内容について
辰己 丈夫 氏 (東京農工大学 総合情報メディアセンター准教授)

17:30 -
質疑応答
18:00 -
終了予定

参加費

CIEC 会員は無料、その他の方は500円 (高校生は無料) となっています (どなたでもご参加いただけます)。


開催趣旨

数年前より、「理数離れ」という言葉が使われるようになった。国際的な学力調査においても数学などに関する思考力や表現力の低下が問題となっており、2011年より実施予定の新学習指導要領では、算数や数学の教科の配当時間の増加が進められている。実際に学校現場では、「理数離れ」は実際にどのような状況なのだろうか。一部では「理数離れ」などはまったくなく、理科や数学を探究していく子どもたちの活動が紹介されている。

この研究会では、「理数離れ」が実際にあるのか、また子どもたちが今よりもいっそう理科や数学をもっと好きになるために学校やそれを支援するさまざまな組織や活動団体はどのようなことに取り組んでいかなければならないのかを講演やいくつかの報告を参考に考えていく。今回の研究会が、今後の理数教育のヒントになれば幸いである。

プログラム

13:00-13:05
開会 開催趣旨説明
13:05-14:05

[ 講演 ]
子どもたちは「理科離れ」しているのか:その現状を探る*概要は下記
山口 悦司 氏 (宮崎大学教育文化学部)

14:05-14:15
休憩
14:15-14:45

[ 報告 ]
JSTの活動について(仮題)
JST

14:45-15:15

[ 実践報告1 ]
紙ヒコーキ大会 (仮題)
高柳 雄一 氏 (多摩六都科学館館長)

15:15-15:45

[ 実践報告2 ]
SSHの取り組み (仮題)
橘 孝博 氏 (早稲田大学高等学院)

15:45-15:55
休憩
15:55-16:55

[ 討論 ]
理数離れは本当にあるのか。理科や数学が好きな子を育てるためには

16:55-17:00
閉会

講演「子どもたちは「理科離れ」しているのか:その現状を探る」 =概要=

子どもたちは「理科離れ」しているのでしょうか。この問いに答えるべく、国内外でさまざまな調査研究が行われています。調査研究の結果は、報道やインターネットを通して、国民のみなさんにお知らせされていると思います。その一方で、日本理科教育学会、日本科学教育学会等の学術研究分野においても、興味深い結果が公表されてきています。今回の講演では、こうした調査研究の結果を実証的なデータを交えてご紹介し、みなさんと一緒に「理科離れ」の現状を探っていきたいと考えています。

参加費

CIEC 会員は無料、その他の方は500円となっています (どなたでもご参加いただけます)。


開催趣旨

今回のワークショップでは、昨年度の 62 回研究会 (合宿研修) に引き続き、団体会員の Adobe 社との協同企画を実施します。午前の部は Adobe Creative Suite 3 Web Premium の新機能に関する講演となります。Photoshop、Illustrator、Dreamweaver、Flash 等の製品についての紹介とデモンストレーションが主体です。午後の部は Adobe Flash CS3 Professional の PC を利用したトレーニングです。Part1 では Flash を利用した、より良い教材コンテンツの作成技法を学んでいただきます。Part2 では Action Script 3 や YouTube でおなじみの Flash Video 等の最新技術を学んでいただきます。

* 今回の研究会は、午前と午後の二部形式で行いますが、いずれか一方のみに参加することもできます。ただし、午後の部は Flash を利用された経験がある方が対象となっていますので、ご注意ください。

プログラム

10:00 - 12:00
Adobe Creative Suite 3 Web Premium のご紹介
12:00 - 13:00
休憩・昼食
13:00 - 15:00
Flash トレーニング Part1
15:00 - 15:30
休憩
17:30 - 17:00
Flash トレーニング Part2 (上級者向け)

備考

今回の研究会後半に実施する Flash トレーニングに参加を希望される方は、ノートPCを持ち込まれる必要はありません。会場備え付けのデスクトップPCを使用します。

参加費

CIEC 会員は無料、その他の方は500円となっています (どなたでもご参加いただけます)。


開催趣旨

本年6月、Apple は全く新しいタイプの携帯端末 iPhone を米国内において販売開始しました。また、同9月には iPod touch を全世界で発売、たちまちその機能とデザイン、とりわけ革新的な操作性が話題となりました。さらに、新 OS (Mac OS X Leopard) が10月リリースされ、ハードウェアのみならずソフトウェアにおいても、同社の意欲的な製品開発への姿勢が顕著に表れてきました。

今回の学習会は、そうした Apple 社の新製品とその特徴を直接教育市場担当者からご紹介いただき、さらに外国語教育における携帯学習端末としての iPod および Podcasting の可能性について、教育現場からの事例報告をもとにディスカッションを行います。

プログラム

13:30
司会者挨拶、講演者紹介
13:40 - 14:40

[ 講演 ]
iPod を活用した教育リソースの配信及び Apple 最新情報
坂本 憲志 氏 (アップルジャパン株式会社 教育プログラム推進本部長)

14:40 - 15:10
休憩およびハンズオン (iPod touch、Leopard 搭載 Mac、その他を展示し、操作体験していただくコーナーです)
15:10 - 15:50

[ 事例報告 ]
大阪府立大学外国語学習 Podcast の紹介
清原 文代 氏 (大阪府立大学 総合教育研究機構)

15:50 - 16:00
質疑応答
16:00
終了 (終了後、引き続き iPod touch 等のハンズオンあり、自由参加)

参加人数

30名程度 (最大40名)

参加費

CIEC 会員・非会員を問わず無料です。