開催趣旨

小中高部会の主催する研究会は、本年度、2008PCカンファレンスのテーマ「創発する学び」と関連させて実施していくことになりました。このたびは、3月実施した第73回研究会のテーマ「教える授業から、学ばせる授業へ」に続き、「創発する学び」をより具体的な授業実践につなげたいと考えています。そこで、多様化する学習者に対応し他の人と協力しながら学ぶことを実践・指導してこられた西之園先生 (NPO法人学習開発研究所代表) をお招きし「協調自立学習」について講演していただきます。その後、参加者によるチーム学習の体験とあわせて、この研究会がお互い学びあいながら「創発」にむかう場になることを目指しています。

>>> NPO法人 学習開発研究所

プログラム

13:00 - 14:30
[ 講演 ]

なぜ協調自律学習は必要か -変動社会における生涯学習の実現を目指して-
西之園 晴夫 氏 (NPO法人 学習開発研究所 代表)

14:30 - 14:40
[ 質疑応答 ]
14:40 - 15:00
休憩
15:00 - 15:40
[ チーム学習を体験と意見交換 ]

講師:齊尾 恭子 氏 (大阪国際大和田高等学校、関西大学心理学研究科)

支援:望月 紫帆 氏 (NPO法人 学習開発研究所 所員)

(参加者が生徒となってチーム学習を体験するワークショップを実施します。)

15:40 - 16:00
休憩
16:00 - 17:00
[ 質疑応答と意見交換 ]

参加費

CIEC 会員は無料、その他の方は500円 となっています (どなたでもご参加いただけます)。


開催趣旨

今回の研究会は、昨年度に引き続き、会員各自が開発した e-learning システム、教材の内容などをポスターセッションのスタイルで発表していただくものです。前回のポスター発表と異なる部分は、英語のみならず、他の外国語も含めた多言語学習コンテンツを開発対象としている点で、各ブースを訪れる参加者に、開発した教材のデモンストレーションなどを行います。さらに、メーカーからのプレゼンテーションも行い、会員相互の最新技術情報交換の機会を提供します。

プログラム

13:00
[ 司会者挨拶 ] 野澤 和典 (立命館大学)
13:10 - 14:40
[ ポスターセッション (その1) ]

アバター・チャットを利用した Immersive Learning の可能性
松田 憲 氏 (立命館大学)

「振り返り」と「気づき」の場としての LMS -ドイツ語教育の現場から-
境 一三 氏 (慶応大学)

アップルが提供する m-learning 環境
坂本 憲志 氏 (アップルジャパン)

14:40 - 15:30
休憩・アップル新製品ハンズオン
15:30 - 17:00
[ ポスターセッション (その2) ]

iPod & Podcast で中国語
清原 文代 氏 (大阪府立大学)

多言語 e-learning 教材の開発
三枝 裕美 氏 (長崎外国語大学)

授業と連動した e-Learning の実践と検証
山崎 吉朗 氏 (日本私学教育研究所)

17:00
終了
17:00 - 19:00
懇親会

参加費

CIEC 会員は無料、その他の方は500円 となっています (どなたでもご参加いただけます)。

* 懇親会費 (2,000円) は別途当日受付にてお支払いください。


開催趣旨

CIEC北海道地区大会「PCカンファレンス北海道」も、皆様に支えられながら毎年秋の開催を継続することができました。その間にも、CIEC (コンピュータ利用教育協議会) を取り巻く環境は変化を続け、インターネットの普及、eラーニング研究の進展などにより、物理空間上の近接さには縛られない形での学習コミュニティ形成が容易になりました。しかし、義務教育段階の子どもなど、地域社会が担うべき役割は確実に存在しています。

そこで今回の研究会では、マイコン黎明期から中学技術科でコンピュータを取り扱ってこられた堀田氏をお招きし、中学校における情報関係の教育はここ数十年どの様に変化してきたのかをご講演いただき、また、携帯電話を用いた授業形態など、教育とコンピュータの新しい関係を研究なされている安藤氏にもご講演いただき、北海道における情報教育の今後について参加者一同で議論したいと考えています。

併せて、情報技術をめぐって出版される書籍に関する動向を日経 BP ソフトプレス 社の瀬川氏、濱田氏よりご講演いただき、書籍の展示も含めて情報交換の場を設けます。

慶應義塾大学 (SFC) で開催される PCカンファレンス 2008 のテーマは「創発する学び」となっています。支部設立を機に、北海道でも更なる「創発」が起こるよう、多数の参加をお待ちしています。

プログラム

午前の部

10:30
受付開始
11:00 - 12:00
[ 講演 ]

情報技術に関する出版業界の動向
瀬川 弘司 氏(日経 BP ソフトプレス 社長)
濱田 勝一 氏 (日経 BP ソフトプレス テキスト開発委員長)

午後の部

14:00 - 14:10

CIEC北海道支部設立にあたって
森 夏節 氏 (CIEC北海道支部長 / 酪農学園大学)

14:10 - 15:40
[ 講演 ]

中学情報関連教育の今までとこれから
堀田 隆史 氏 (札幌市立八軒東中学校 教頭)
安藤 明伸 氏 (宮城教育大学教育学部 准教授 [技術科教育])

15:50 - 17:00
参加者全員で意見交換

参加費

CIEC 会員は無料 (当日会場での入会申し込みにも適用されます)、その他の方は500円 となっています (どなたでもご参加いただけます)。


"日韓合同シンポジウム2008"の開催と韓国の情報教育の現状視察

日韓合同シンポジウム

日時 2008年3月24日(月) 13:30 -
会場 高麗大学
テーマ ICT 教育のめざすべき道

(主催 : CIEC、高麗大学情報創意教育研究所、共催 : 韓国コンピュータ教育学会)

プログラム (予定)

13:00 - 13:20
[ 開催主旨挨拶 ] Prof. Kim, YoungSik (学会長)、小林昭三 (新潟大学)
13:30 - 15:40
[ 基調講演 ] 佐伯胖 (CIEC会長、青山学院大学)、Prof. Kim, SeoungSik (前学会長)
16:00 - 17:00
[ パネルディスカッション ]
from Japan
    矢部 正之 (信州大学)
    橘 孝博 (早稲田大学高等学院)
from Korea
    Prof. Kim, HyeonCheol (高麗大学)
    Prof. Kim, YoungSik (学会長)

見学   2008年3月25日(火)・26日(水)

韓国の大学、高校、中学または小学校を見学予定


開催趣旨

今年の PC カンファレンスのテーマは「創発する学び」です。そしてこのテーマを踏まえて PC カンファレンスではいくつかのシンポジウムを実施することになりました。

この「創発」という概念は、異なるものがお互いに関係づけられることによって、新たな「何か」を生み出すこと、あるいはそう見なすことを言います。

新しい学びの創造を目的とする CIEC 小中高部会としては、「創発」という考え方を教育にも十分適用できる可能性があると考え、今回の PC カンファレンスにおいてこのテーマに取り組んでいくことなりました。しかし、現実的にはどのような切り口から取り組んでいけばよいかは手探りの状態です。

そこで今回の研究会では、妹尾氏をお呼びして、人財育成イノベーションと「創発」についてご講演いただき、「学びにおける創発とは」、「創発によってどのようなモデル転換 (イノベーション) を起こすべきか」さらには「創発する学びを誘発するにはどうしたらよいか」といった議論をしたいと考えています。新時代の教育や、教育改革にご興味のある方の多数の参加をお待ちしています。

プログラム

15:00 - 16:00
[ 講演 ]

"教える"授業から"学ばせる"授業へ ~人財育成イノベーションと創発の勧め~
妹尾 堅一郎 氏 (CIEC 副会長 / 東京大学)

16:00 - 17:00
意見交換 (学びにおける創発とは)

参加費

CIEC 会員は無料、その他の方は500円 となっています (どなたでもご参加いただけます)。