開催趣旨
CIEC北海道地区大会「PCカンファレンス北海道」も、皆様に支えられながら毎年秋の開催を継続することができました。その間にも、CIEC (コンピュータ利用教育協議会) を取り巻く環境は変化を続け、インターネットの普及、eラーニング研究の進展などにより、物理空間上の近接さには縛られない形での学習コミュニティ形成が容易になりました。しかし、義務教育段階の子どもなど、地域社会が担うべき役割は確実に存在しています。
そこで今回の研究会では、マイコン黎明期から中学技術科でコンピュータを取り扱ってこられた堀田氏をお招きし、中学校における情報関係の教育はここ数十年どの様に変化してきたのかをご講演いただき、また、携帯電話を用いた授業形態など、教育とコンピュータの新しい関係を研究なされている安藤氏にもご講演いただき、北海道における情報教育の今後について参加者一同で議論したいと考えています。
併せて、情報技術をめぐって出版される書籍に関する動向を日経 BP ソフトプレス 社の瀬川氏、濱田氏よりご講演いただき、書籍の展示も含めて情報交換の場を設けます。
慶應義塾大学 (SFC) で開催される PCカンファレンス 2008 のテーマは「創発する学び」となっています。支部設立を機に、北海道でも更なる「創発」が起こるよう、多数の参加をお待ちしています。
プログラム
午前の部
- 10:30
- 受付開始
- 11:00 - 12:00
- [ 講演 ]
情報技術に関する出版業界の動向
瀬川 弘司 氏(日経 BP ソフトプレス 社長)
濱田 勝一 氏 (日経 BP ソフトプレス テキスト開発委員長)
午後の部
- 14:00 - 14:10
-
CIEC北海道支部設立にあたって
森 夏節 氏 (CIEC北海道支部長 / 酪農学園大学)
- 14:10 - 15:40
- [ 講演 ]
中学情報関連教育の今までとこれから
堀田 隆史 氏 (札幌市立八軒東中学校 教頭)
安藤 明伸 氏 (宮城教育大学教育学部 准教授 [技術科教育])
- 15:50 - 17:00
- 参加者全員で意見交換
参加費
CIEC 会員は無料 (当日会場での入会申し込みにも適用されます)、その他の方は500円 となっています (どなたでもご参加いただけます)。